種類と特徴を簡単に紹介
エネルギー療法という言葉を聞いたことはありますか?
電気や磁気
ヨガ
レイキ
気孔
波動(振動)
などの目に見えないエネルギーを用いて体の不調を治したり、健康を促進させたりする代替医療の1つです。
中国の鍼(はり)治療は
世界最古のエネルギー療法とされていますし、日本では磁気ネックレスやヨガが近年大人気になっているなど、エネルギー療法はアジアになじみ深い医学です。
1)エネルギー療法とは?
私たちが病院で受ける治療は西洋医学をベースにしてします。
生物学的科学的に証明された療法のみを用いるため、「生物医学(Bio-Medicine)」とも呼ばれます。
臓器や血液を調べて悪い部分を特定し、その原因に対して薬や施術を行うなど、悪い部分へ直接アプローチするのが西洋医学の特徴です。
対して
漢方や鍼治療で有名な東洋医学では、起こっている症状を心と体全体の不調と捉え、全身のバランスを整えて元の健康な状態に戻すことに主眼をおいています。
「自己治癒力を高めて自分で治す」というとわかりやすいかもしれません。
エネルギー療法は
科学的に証明されていない部分も多いのですが、効果を実感する人は多く、「今まで原因がわからなかった症状が改善した」という人もいます。
これは西洋医学が、
血圧を下げる、細菌を殺すといった原因がわかっている部分の治療は得意ですが、
「おなかの調子がいつも悪い」
「冷え性」
「毎日ダルい、疲れがとれない」
といった慢性的な疾患の治療は苦手だからです。
対して
全身のバランスを整えるエネルギー療法や東洋医学は、慢性疾患にこそ有効とされています。
エネルギー療法が近年注目を浴びているのは、ストレス社会で原因のわからない症状を抱えている現代人が多いからでしょう。
症状に合わせて西洋医学と東洋医学、そしてエネルギー療法を併用するのが今後の医療のスタンダードになるかもしれません。
2)エネルギー療法の主な種類と特徴
ここからは、
エネルギー療法の主な種類と特徴を紹介していきます。
1.磁気療法
磁力線を発する永久磁石や治療器を用いて
特定部位を活性化させたり、マッサージ効果を与えたりします。
近年ではうつ病の治療に注目されている他、コリの緩和などに磁気ネックレスが人気となっています。
2.気孔
中国の伝統的な民間療法です。
体内の「気」を循環させる、「悪い気」を体外に排出するなどの方法で自身の自己治癒力を高めます。
古代インドにルーツがあるヨガも、似た仕組みで全身のバランスを整えます。
鍼治療は経穴(ツボ)に刺激を与えて
気の流れを整えるので、気孔療法の一種といえます。
また一流の気功師は手をかざすだけで、相手の気を調整し不調を正すといわれています(手当て療法)。
3.メタセラピー
波動(振動)測定器を用いて
各器官の発する周波数を計測し、全身のバランスをチェックしたり、発病する前の段階で臓器の不調を改善したりするロシア発祥の先端医療です。
発祥国のロシアでは
医療行為として認められており
波動療法
音響療法
振動療法
とも呼ばれます。