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タイ古式マッサージとアロマのお店
アロマフォーレ
本日も絶賛営業中〜♪
12:00〜23:30
最近気になって読んだ本 『ポプリ』に関するもの。メモ
香りの良い花をより活かせるものの一つなのかな〜と。
ドライフラワーに、アロマ・エッシェンシャルオイルを組み合わせて
作成していくみたいです。
香りの良い花
<< エッシェンシャルオイル >>
ラベンダー
【フローラル系】ハーブとフローラルが融合した香り
・・・原産地はヨーロッパと言われていますが、今では世界中で栽培されている人気ハーブです。古代ローマ人はラベンダーを入れ入浴していたと言われています。ラベンダーの語源はラテン語の「洗う」から来たものです。中性には、伝染病の予防のために、協会に敷かれていました。
・・・
ラベンダーは耐寒性の低木で高さは1m位になります。やせた土地を好みます。ブルガリアやフランスを中心に世界中で栽培されています。ラベンダーの種類は多岐にわたります。
<心>
ラベンダーは心の中核を支える働きがあります。感情の全体のバランスをとってくれ、心を落ち着かせてくれます。また、溜まってしまった感情を解き放つ作用もあります。押し殺して行き場のなくなった感情を解消してくれます。特に、人の目を気にして自分の気持ちを表現できずにいる人を助けてくれます。
<体>ラベンダーは150種類以上の効能がすでに認められています。様々な効能がありますが、特に、冷やし、緊張をほぐす作用があります。冷やす効果は炎症や傷みを抑えます。また緊張の緩和は、神経性の緊張、不眠、高血圧、動機、頭痛、イライラなどを緩和します。更に、抗感染作用も優れていて、泌尿器や生殖器系、呼吸器系の感染症に効果的です。
<皮膚>肌には火傷の治癒にとても有名な精油です。肌の再生効果や、炎症の改善効果があります。皮膚炎や乾癬、湿疹など、あらゆる皮膚の悩みに有効です。
タバコ・プラント
妊娠中は避ける、刺激強【ハーブ系】甘くスモーキーなタバコを思わせる香り
・・・タバコの香りは、主に香料として使われてきました。その中でも男性用のコロンやオリエンタルな香りを出すために使われてきました。
・・・タバコはナス科タバコ属の多年草です。南米が起源とされています。
<心>疲れや不安、ストレスを取り除いてくれ、リフレッシュし、喜びを感じられるようにしてくれます。
スター・ジャスミン
妊娠中は避ける、刺激強【フローラル系】濃厚な甘いフローラル調の香り
・・・ジャスミンは古くから様々な地域で愛や官能と結び付けられてきました。ジャスミンの花が夜になると濃厚に香ることから、インドでは「夜の女王」と呼ばれました。ヒンドゥー教の愛の女神は、ハートを射止めるためにジャスミン油が塗られた弓を持っています。宗教的にも多く使われ、神に捧げる花とも言われています。
・・・ジャスミンは、常緑または落花生の半つる性低木です。世界中に300種類以上があると言われています。樹高は10mほどにも達します。北インド、ペルシア、中国が原産と言われています。同じジャスミンの仲間で、主にアジアに生息するジャスミンサンバックというものがあります。それと区別し、ヨーロッパや北アフリカに生息するこのジャスミンをスペインジャスミンと言います。
<心>気持ちを和らげ、官能的な感情を呼び覚まします。官能的な感情というのは、愛情を分かち合う感情でもあります。心が傷ついていたり、不安がある状態では、素直に感情を表現できません。ジャスミンは恐れや不安、悩みを和らげ、感情のバランスをとってくれます。そして心にゆとりをもち、歓喜を促してくれます。
<体>
古くからジャスミンは子宮のハーブとも言われ、生殖機能を高めるものとして考えられてきました。難産の時に使用したり、生殖器系の治療にも用いられてきました。月経痛やPMS、不感症などにも効果があります。泌尿器へにもいい効果があります。温めて、機能を回復させ、うっ血を除去してくれます。
<皮膚>
肌には保湿作用や抗炎症作用、皮膚軟化作用があり、スキンケアにもとても優れた精油です。
ローズマリー
CTシネオール 特になし
CTカンファー 乳幼児、妊婦、授乳中の人、神経系の弱い人、てんかん患者の人には使用しない
CTベルベノン 乳幼児、妊婦、授乳中の人、神経系の弱い人、てんかん患者の人には使用しない、長期間・広範囲・高濃度の使用を避ける
【ハーブ系】強いフレッシュなハーブの香り
・・・ローズマリーは幅広い効用があるため、古くから様々な習慣と結び付けられていました。古代エジプトでは王の墓に焚かれ、古代ギリシャやローマでは忠誠心、死、記憶の象徴でした。ヨーロッパではローズマリーの花冠は信頼と誠実を表しました。ハンガリー女王がローズマリーを漬けた水で美を取り戻したため、若返りの象徴ともされています。
・・・ローズマリーは多年性の常緑低木です。80~180cm位の高さになります。地中海地方の原産ですが、とても強い植物で、世界中で栽培されています。ハーブの中でもとても芳香の強い種類になります。ローズマリーにはローズマリーシネオール、ローズマリーカンファー、ローズマリーベルベノンの3種類のケモタイプが出回っています。シネオールは主にモロッコやフランスで、ボルネオンはスペイン、ベルベノンはコルシカ島で栽培されています。
<心>精神を高揚させる働きがあります。無気力や憂うつによく効きます。自分に自信がなく、強い自我に欠ける人が、自信をもち、自己実現に向けて行動できる強さを与えてくれます。考えすぎをなくし、自分の能力に自信が持てるようになります。
<体>
ローズマリーは心臓の拍動を強める働きがあります。そのため、低血圧、手足の冷えに効果的です。脳の血流量を増やすので、集中力をアップさせます。筋肉の強壮にもつながり、筋肉痛やこりにも効きます。咳や気管支炎、去痰にも効果的です。
<皮膚>
肌への作用は、特に頭皮の不調改善に優れます。頭皮の血行を良くするので、抜け毛や育毛促進にいいと言われています。また、白髪やフケの悩みにも有効です。シャンプーに混ぜたり、オイルマッサージをお勧めします。
CTシネオール
ローズマリーシネオールは、1,8-シネオールの含有率が高い種類になります。呼吸器系の不調により効果的です。カタル症状、感染症をはじめ、消化器系の不調や疲労、衰弱にも有効です。
CTカンファー
ローズマリーカンファーは、ケトン類のカンファ―の含有率が高い種類です。筋肉の疲労や刺激活性により効果的です。肩こりや筋肉痛、リウマチ、肝臓鬱血、静脈瘤などに有効です。
CTベルベノン
ローズマリーベルベノンは、ケトン類のベルベノンの含有率が高く、スキンケアやヘアケアにより効果的です。シワなどの老化肌や傷、抜け毛のケアに向きます。その他、肝臓の不調や月経の障害にも有効です。
<< 花として >>
モックオレンジ
5-6月に芳香のある4弁の白い花を開く。バイカウツギより花が大きく香気も強い。ヨーロッパ南部・西南アジアの原産であるが、昭和初期に渡来し、広く植えられている。園芸品種としては、「ベル・エトワール」(ヒノマル)が最も普及している。葉が黄金色の「オーレウス」もある。
香りは柑橘類に似たフレッシュで爽やかな印象を与えてくれます。
スイートピーフリージア
香りがいい花としても有名で、香水などにも使われています。
ただし、天然香料は存在しないため、出回っている香水は主に合成香料です。
白色はキンモクセイに似た濃厚な香り、黄色はフルーティーな香りの品種が多くあります。
友愛を込めて贈りたい「フリージア」
丸みのある花びらと、鮮やかな色合いが魅力的なフリージア。
お世話になった人や、大切な友人に「ありがとう」を込めて贈りたい花です。
すずらん
強心配糖体のコンバラトキシン (convallatoxin)、コンバラマリン (convallamarin)、コンバロシド (convalloside) などを含む有毒植物。有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。
北海道などで山菜として珍重されるギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られる。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例もある。
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スズラン属の日本在来変種はC. m. var. keiskeiのみであり、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生する。北海道を代表する花として知られる。花には強い芳香がある。
観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズラン(C. m. var. majalis)である。日本に野生するスズランと比べると大型で、花の香りが強い。またスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びる。花色は白が普通だが桃、紅などもあり、葉に斑(縞)の入った品種もある。
なお、エゾスズラン(Epipactis papillosa)はラン科の植物である。
フランスでは、花嫁にスズランを贈る風習がある。また、メーデーにスズランの花を贈り合う。フィンランドの国花であり、スウェーデンのイェストリークランド地方の花でもある。
スズランは春の訪れを知らせる代表的な花です。日本で最も多く栽培され、なじみがあるのは、ヨーロッパ原産のドイツスズラン(Convallaria majalis)で、日本原産のスズラン(君影草、C. keiskei)よりも草姿および花ともに大型で丈夫です。ドイツスズランは葉と花が同じ高さで開花し、香りが強く、鉢花やポット苗で流通します。日本原産のスズランは本州中部以北のほか、朝鮮半島、中国に分布します。葉に隠れるようにひっそりと咲き、主に山野草として扱われますが、高温多湿に弱くてやや育てにくく、流通は多くありません。
なお、全草に毒をもち、特に花と根に多く含まれるので、取り扱いに注意しましょう。
※科名:ユリ科、スズラン科で分類される場合もあります。
ストック
南ヨーロッパ原産、花には芳香があり、切り花としても広く栽培されている草花です。本来毎年花を咲かせる多年草ですが、日本では秋にタネをまいて春に花を楽しみ、その後枯れる「秋まき一年草」として扱うのが一般的です。
草姿から枝分かれしにくい「無分枝系」とよく枝分かれする「分枝系」に分けられます。花色は赤、紫、紅紫、ピンク、白などがあります。一重咲きと八重咲きがあり、基本的に八重咲きにはタネができません。花壇や鉢花には草丈の低い矮性の品種が多く利用されます。
「ストック(stock)」は英名で、和名はアラセイトウと言います。学名はマッティオラ・インカナ、マッティオラは植物学者マッティオリに由来します。インカナは「灰白色の」の意味で茎葉に細かい毛が生え灰白色に見えるところにちなみます。
人との関わりは古く、古代ギリシャでは薬草として栽培、利用されていました。日本には江戸時代初期に渡来し、大正末期には切り花用として栽培されていました。
アラセイトウ
単にストックというと、ほとんどはこの種のことである。
南ヨーロッパ原産で原産地では多年草であるが、日本では秋蒔き一年草として扱う。開花期は早春~春。花壇に植える他、切り花にされることが多い。西洋では古くから香りの強い植物(バラ、スミレ、ユリなど)が好まれてきたが、ガーデンスストックも同様によい香りを持っている。
日本では主に切花として栽培されているものと花壇に植えるものとに分かれている。切花の場合は、八重咲きの花が好まれる傾向にある。しかし、ガーデンスストックの八重花は雄ずいも雌ずいも花弁となってしまっているために生殖能力が無い。そのため、八重と一重の遺伝子を両方持つ株から採種し、選抜しなければならないので、幼苗時に鑑別を行う必要がある。(通常は50%前後の確率で八重が出現するが、品種によっては90%近い発生率をもつものもある)鑑別方法は幼苗の生育の違いが八重と一重で異なることを利用して行うが、違いがはっきりしておらず、熟練を要する。
ゆり
<食用>
日本では、ヤマユリ、コオニユリ、オニユリの3種がその鱗茎(ユリ根)を食用とするため栽培されている。苦みを除くためにあらかじめ軽く煮てから、金団や雑煮、茶碗蒸し、がんもどき、味噌汁などに用いる。
中国ではハカタユリ、イトハユリ、オニユリの鱗片を乾燥させたものを百合干と呼び、水でもどして炒め物にしたり、すりおろしてスープにとろみをつけたり、澱粉の原料とする。
ただし、猫などの一部の動物に与えると中毒症状(タマネギ中毒)に陥る食べ物の一種である。これはヒトにおいても過剰摂取した場合は症状を発症する。
<薬用>オニユリ、ハカタユリ、その他Lilium属の球根は百合(「びゃくごう」と読む)という生薬である。滋養強壮、利尿、鎮咳などの効果があり、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)などに使われる。
開花したユリを購入すると、花粉を取り除いてあります。花粉は花びらを汚すため、つぼみが開いたら、その都度取り除きましょう。洋服についてもと落ちにくいので、注意が必要ですね。
ユリは本来夏に咲く花なので、初夏に近づくと出回る品種の数、量ともに多くなり、価格的にも手に取りやすくなります。一般的な花の持ちが悪くなる夏場に花もちがいいため、特に夏のあしらいに重宝します。ただし、暑い場所は早く咲き進むので、長く楽しむことを考えると、やはり涼しい場所に飾った方がいいですね。また、寒い時期に飾ると、夏ほどの花もちは望めません。
つぼみの状態で出回ることもあるので、開花したときの花色を確認してから購入するといいでしょう。色づいたつぼみはほとんど咲きますが、色づく前の緑色の堅く閉じたつぼみは開きません。咲くつぼみに栄養を回すために、いける前に摘んでおくといいですね。
葉の処理は、水に浸かって水を汚すものは取り除きます。花の近くにつく葉も取り除いてあげると、花がはっきりして引き立ちます。
ユリは花姿や草姿、開花期などがさまざまで、多くの園芸品種があります。減少したとはいえ、日本には、ヤマユリやササユリ、テッポウユリなどが野山に自生しており、古くから愛されてきました。庭植え、鉢植え、切り花に加え、ゆり根を食用にするなど、さまざまな楽しみ方があります。
交配してつくられた品種には、大きく分けて、オリエンタル系(オリエンタル・ハイブリッド)とスカシユリ系(アジアティック・ハイブリッド)の2つの系統があり、このほかテッポウユリ系やササユリやヒメサユリなどの野生種がよく栽培されています。晩夏に咲くタカサゴユリは台湾原産ですが、日本の道端などで旺盛に繁殖しているのをよく見かけます。
球根は外皮で覆われていないため乾燥に弱く、市販される球根はピートモスやおがくずなどに包まれています。球根の下から根がよく伸びているものがよい球根で、鱗片が乾燥してしなびている球根は選んではいけません。購入後は球根を乾燥させないよう速やかに植えつけましょう。
マリーゴールド
キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)のうち、草花として栽培される植物の総称。また、花の色や形がよく似ていて、葉にトマトのへたのような青臭いにおいのあるキンセンカ(ポットマリーゴールド)を指すことがある。意は「聖母マリアの黄金の花」。
一年草が多いが、一部多年草や亜灌木もある。茎は高さ30〜120cm、葉は濃い黄緑色、羽状複葉が対生する。全草に特有の臭気があるものが多い。4〜10月にかけて、茎に継続的に新たな蕾が発生し、直径2~5cmぐらいの鮮やかな黄・橙・暗赤色などの美しい花が咲く。咲いた花は1~2週間で萎れ、自然落下(または指で摘花)するが、1株の複数の茎に発生している蕾が次々に開花し、1株としては4~10月まで花が咲き続ける。10月以後、茎や葉が枯れる株があり、11月になると種の寿命限界で全ての株は枯れる。近年改良されたセンジュギクの一代交配種では、花径が15cmに達するものもある。
観賞目的の栽培が普通であるが、根に線虫の防除効果があるのでコンパニオンプランツとして作物の間などに植えられることもある。線虫の防除効果は、植物自身の合成するα-terthienylをはじめとした化合物によるものとの説が有力だが、共生する線虫捕食菌の働きのためだという説も浮上している。
異臭が激しく、有毒植物と誤解されていた時期もある。ジョン・ジェラードは、花を噛んだ少年の唇が炎症を起こした、猫に与えたところ、猫が死んでしまった、などの話を伝えている。ウィリアム・ハンベリー(William Hanbury)も匂いが不快であると言及し、ジョン・パーキンソンは、花の色など見た目の美しさがなかったら庭に植えられる事は無かっただろうと推測している。嫉妬の象徴とみなされることもある
マリーゴールドはキク科に属す植物で、α-ターチニエールと呼ばれる成分を根から分泌する。この成分は土壌有害線虫(特にネグサレセンチュウ)に毒性を示し、鋤込まなくても線虫防除効果が得られる。アフリカン種、アメリカン種、フレンチ種など分類学上異なった種があり、それぞれの種に多数の品種があるが、アフリカン種の一部の種を除きほとんどの品種が線虫の長期間抑制効果を示す。[1]
この花の花びらから抽出されたキサントフィル脂肪酸エステル混合物に含まれるヘレニエンという色素は暗順応改善薬の原料として用いられている。第二次世界大戦中にイギリス軍が「ブルーベリーのおかげで目が良くなった」という嘘の宣伝を流し、これを信じたドイツのバイエル社がブルーベリーを上回る効果を持つものを探したところ、マリーゴールドの花びらから抽出した脂肪酸エステル混合物に高い効果があることを発見し、ヘレニエンを有効成分とする暗順応改善薬「アダプチノール」が作られた。[要出典]この薬は現在でも目の薬として使用されている。
チェベローズ
リュウゼツラン亜科の多年草。ゲッカコウ(月下香)とも呼ばれる。種小名はラテン語で「ふくらんだ、塊根状の」を意味し、球根を形成することに由来する。「チューベローズ」はその英語読みである。
原産地はメキシコで[2]、同属植物は12種ある。晩春に鱗茎から発芽し、披針形の葉は、根生葉が数枚、茎を抱く葉が十枚前後ある。草丈1mくらいになり、8月頃に、白い6弁花20 - 30輪からなる穂状花序をつける。花穂は45cmくらいになり、香りがよく、複雑でエキゾチックな甘いフローラル系で、とくに夜間は香りが強い。園芸種は八重咲きのものが多いが、一重咲きのほうが香りが高い。戦中に李香蘭や渡辺はま子が唄ってヒットした中国曲の「夜来香」の花がチューベローズであると言われたことがあったが、実際は別種の植物で、月下香(げっかこう)という和名もあったが、今は使われていない。抽出物を香水のトップノートに用いるために、ハワイや熱帯アジアなどで栽培されている。 ヴィクトリア朝時代のハワイでは葬式用の花とされていたほか、その後もレイや宗教行事用に用いられている。
チュベローズって知ってますか?実は、花香の中でも最もセクシーといわれるほど艶やかな香りのする花なんです。世界中でチュベローズにまつわるエピソードがあるほど多くの人魅了し続ける香り、『チュベローズ』。今回はチュベローズの魅力をたっぷりお伝えします!
チュベローズは、18世紀ごろのヴィクトリア朝時代の花言葉は「危険な喜び」や「なまめかしさ」ともいわれていました。20世紀ごろは高級娼婦が、好んで使用したといわれ、女性のセクシーさや艶やかさの象徴でした。
なんといってもチュベローズの独特の香りは多くの人を魅了してきました。かつてイギリスでは国中が香水の虜になったため、1770年には「香水を使用して男性を結婚の罠に落とすことは無効なり」という法案が可決されました。その代表格として挙げられるのがチュベローズなんです。
マレーシアやインドでは「夜の女王」と呼ばれています。ヨーロッパではその香りを嗅ぐと我を忘れてしまうため、恋人同士が夜のチュベローズ畑に近づくことを禁止していたなどの逸話もあります
<心>
高いリラックス効果があり、ストレス軽減に役立ちます。
ストレスを感じてもやもやするときなどに香りを嗅ぐと落ち着きます。
<体>
鎮静効果も高いといわれていますので、神経系の昂りや炎症などを抑えます。また呼吸器系にも働きかけ、血液の循環を促し、身体を温める作用があるので冷え性の方や風邪の引きはじめなどにも効果的です。
<皮膚>
肌への効果として注目されているのが若返り効果です。保湿効果もあるため肌荒れを防ぎます。素敵な香りがして、肌にもいいなんていいこと尽くしですよね!それにはチュベローズから抽出されるチュベローズ多糖体が関係しています。
しゃくやく
シャクヤクは「立てばシャクヤク、座ればボタン」といわれるように、ボタンと並んで高貴な美しさを漂わせ、豪華でエレガントな花を咲かせます。同属の植物でよく似ていますが、ボタンは木本で冬も枝が残るのに対し、シャクヤクのほうは草本で冬は地上部が枯れ、地中の根や芽で冬越しする点で区別できます。日本へは平安時代以前に薬草として伝えられましたが、その後は観賞用として多数の園芸品種がつくられてきました。これらは「和シャクヤク」と呼ばれます。「和シャクヤク」は一重咲きや翁咲きなど、比較的シンプルですっきりした花形のものが多いのに対し、ヨーロッパで育成された品種は洋シャクヤクと呼ばれ、こちらは手まり咲きやバラ咲きなど、弁数が多く香りの強いものが多いのが特徴です。最近は両方の交配による新しい品種も育成され、また、ボタンとの交配種もつくられています。シャクヤクは品種が多く、一重咲き、半八重咲きのほか、雄しべが花弁のように変化したものでは、この変化の度合いや形によって金しべ咲き、翁咲き、冠咲き、手まり咲きに分けられ、また、バラ咲きや半バラ咲きと呼ばれるタイプもあります。
シャクヤク(芍薬)はボタン科の多年草。学名 Paeonia lactiflora。高さ約60cm。葉は複葉。初夏、大形の紅・白色などのボタンに似た花を開く。アジア大陸北東部の原産。品種も多い。
牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれる。ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本である。そのため、冬には地上部が枯れてしまい休眠する。ボタンの台木として使用されるが、シャクヤク自体の花も美しく、中国の宋代には育種が始まった。江戸時代には「茶花」として鑑賞され、品種改良も行われた古典園芸植物でもある。また熊本藩では武士の素養として園芸を重要視し、奨励された。特に六種類の植物が盛んに栽培、育種され、これを「肥後六花」と総称するが、キク、朝顔、椿等と共にシャクヤクもそこに加わっている。この熊本で育種された系統を「肥後芍薬」と呼ぶ。これを含め日本のシャクヤクは一重咲きが中心で、特に雄蕊が大きく発達して盛り上がり花の中央部を飾るものが多く、全般にすっきりした花容である。この花型を「金蕊咲き」と呼び、海外では「ジャパニーズ・タイプ」と呼んでいる。
花の形は「一重咲き」「八重咲き」「翁咲き」などがある。
株分けで増やすことが一般的。
<薬用>
シャクヤクまたは近縁植物の根は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用がある生薬であり[2][3]、日本薬局方に収録されている[4]。生薬名「芍薬」(シャクヤク)。初出は『神農本草経』[2]。漢方ではポピュラーな生薬で葛根湯、十全大補湯、芍薬甘草湯、大柴胡湯、当帰芍薬散など多くの漢方方剤に配合される[5]。根には配糖体であるペオネフリン、アルカロイドであるペオニンが含まれる[6]。
現在、中国では芍薬を赤芍と白芍とを区別して用いている。一時期、赤花を赤芍、白花を白芍としたり、野生品を赤芍、栽培品を白芍としたりしたが、外皮をつけたまま乾燥したものを赤芍、外皮を取り去って乾燥させたものを白芍とするのが正しい区別である
優雅に香りながら、ふくよかに花開くシャクヤク。初夏の花のなかで、とりわけ贅沢感をもたらす花ではないでしょうか。この時期、シャクヤクを愛でに名所へ出かける方も多いはず。そこではきっと、珍しい品種の花に出合い、ますます興味を深めていたりしそうですね。 そこで、シャクヤクの種類について、紹介しましょう。実際にいけたくなったときのために、大切な下準備についても、ここでしっかりマスターしませんか?
もしも、つぼみで買った場合は、水切りをする前に、水につぼみを入れて、やさしく洗ってあげましょう。花びらについている蜜がとれ、花びらが開きやすくなります。
シャクヤクの季節をおおいに楽しみましょうね!